トラック
普通免許で運転できるのは軽自動車と普通自動車ですが、一部の小型トラックは普通免許でも運転ができます。
但し、中型以上のトラックを運転すると違法になります。
普通免許で運転できるトラックはどの大きさまでなのでしょうか?

普通免許でも運転できるトラック

普通免許でも運転できるトラックは2017年2月現在は「最大積載量が3t未満」「車両総重量が5t未満」という決まりになっています。
よく言われる「3t未満のトラックなら運転できる」というのは、最大積載量のことを示しています。
最大積載量が3t以上になるトラックは中型以上の免許が必要で、取得には普通免許の保有期間が2年数以上、また20歳以上であることが条件となります。

一見大きくても普通免許で運転できるトラックは多い

普通免許で運転出来るトラックは3tまでですが、どのサイズのトラックが3t車なのでしょうか?
意外と街中を走っていて「大きいな」と感じるトラックは2t車であることも多いため、もしかすると思っていたよりも大きなサイズのトラックを運転できることに驚かれるかもしれませんね。
特に箱型と言われる荷台にアルミ形の箱が付いているよく見るタイプは大きく感じますが、これも最大積載量が3t未満であれば運転できます。
トラックには必ず最大積載量が表示されているので、そこを見れば普通免許で運転できるかどうかすぐにわかります

特殊な免許が必要になるトラック

普通自動車の免許で運転出来ないトラックは最大積載量が3t以上の積載量を持つ中型と、6.5t以上の最大積載量を持つ大型トラックです。
加えて、中型免許の取得には2年以上の、大型免許には3年以上の普通免許保持期間が必要になります。
18歳で普通自動車の免許を取れるようになりますが、その時点では中型・大型どちらのトラックの免許も取れないということです。

なぜトラックの運転には制限があるの?

このように中型以上のトラックを運転するには、普通免許とは違う免許が必要になりますが、これには理由があります。
最大積載量が大きくなるに連れてトラックの車体そのものが大きくなり、長さも出てくるため普通自動車よりも内輪差や死角が大きくなります。
同時に車体が重いことで制動距離が伸びたり、速度が出やすくなるといった危険も増えます。
こうした違いにより大きな事故を起こしてしまわないように、トラックは大きさによって必要な免許が異なっているのです。

重要!2017年3月から制度が変更される!

免許証
ここまで普通免許で運転できるトラックが「最大積載量3t未満である」というお話をしてきました。
しかし2017年3月11日からは新制度になり、「準中型免許」という新しいトラック免許が登場します。
これによって普通自動車免許で運転できるトラックの最大積載量が変更になるので、これから免許を取得する人は要注意です。

新しく設けられる準中型免許って?

準中型免許は「最大積載量が2t~4.5t」「車両総重量が3.5t~7.5t」のトラックを運転するのに必要な免許です。
これによって普通免許で運転できるトラックが「最大積載量が2t未満」「車体総重量が3.5t未満」に変更されます。
すでに普通免許を持っている人については変更ありませんが、新制度施行後に免許を取得する場合はこの制度が適用されます。
新制度後に取得された普通免許には「※準中型は準中型車に限る」といった表記がされる予定になっています。
3月11日以降に免許を取得した場合は、今までの普通免許で運転できていた2tトラックの運転ができなくなるので注意しましょう。

新しく準中型免許が設けられた背景には、トラックによる事故の増加があります。
現在の普通免許で運転できるトラックには幅があり、車種によっては3t未満トラックであれば運転出来る事から、普通自動車の感覚で運転すると事故を起こしやすいという現状があります。
子供の巻き込みや追突で惨劇が発生してしまうリスクを下げ、より安全なトラック運転を推進するために準中型免許が設けられるということです。