運搬車
物を運んだり、資材を運ぶなど運搬車には非常に多くの種類があります。
街中などでもよく目にする小型トラックや中型トラックなどももちろん運搬車に分類されます。
そして、特殊な形状をしているトラックやトレーラーといったものも、運搬車の一種になります。
それでは運搬車の種類について簡単にまとめてみたいと思います。

よく目にする運搬車(小型トラック)

小型トラックは一般的には積載量が2トン以内のトラックを指します。
また荷台には平ボディやバン、保冷車や冷凍冷蔵車といったタイプが用途によってあります。

平ボディやバン、ウイングって?

平ボディというのは、荷台に屋根がついていないタイプのもので、荷物積載後、風雨を防ぐためにはシート(オーニング)をかける必要があります。バンは荷台がアルミ製の箱形になっているトラックです
平ボディよりも雨や風から荷物をしっかりと保護することができるため、バンの比率が高まっています。
また保冷車とは、外気からの影響を受けにくいように荷台が断熱加工されているトラックで、暑い時期や寒い時期などでも一定の温度・湿度を保つことができます。
冷凍冷蔵車は、冷凍されたものや冷蔵されているものを、新鮮な状態で運ぶということを目的として使用されています。

中型トラック

中型トラックは、総重量8t未満、一般的には積載量が3〜4t前後のものを指します。平ボディやバンがあります。
また、小型トラックにはないウイングボディと呼ばれる形状のものがあります。
ウィングボディは、ボディ側面が羽のように広がるタイプのトラックで、荷物の積み下ろしがしやすいようになっています。

ダンプ車

ダンプ車は、荷台の前の部分が持ち上がることによって荷物を滑り下ろすことができます。
例えば、大量の土や砂利などを積んでいても、あっという間に下ろすことができます。

特殊なタイプ

運搬車
タンクローリーは、石油などの液体を運ぶ専用のトラックです。
液体を積むとどうしても不安定になるため、車体自体のバランスが悪くなります。
そこで重心を低くし安定感を出すために、荷台が楕円形という特殊な形をしています。
バルク車は、小麦粉や肥料といった非常に細かい粉状のもの運ぶためのトラックです。
ダンプ車などを使用した場合には、肥料などの粒状のものはすぐに飛んでしまいますが、バルク車のホースを使った積み下ろしをすれば無駄なく下ろすことができます。

良く見かける運搬車

ミキサー車は、街中でもよく目にする運搬車です。
生のコンクリートを運ぶ車なのですが、生のコンクリートは常に混ぜていなければ固まってしまいます。
ミキサー車は、常にコンクリートを混ぜることができるように荷台が回転する作りになっています。
長距離ではなく、短距離をコンクリートが固まらないように移動するというのが特徴です。

ウォークスルーは、宅配便等において使用されています。
運転席から荷台まで通り抜けることができるので、ウォークスルーと呼ばれています。
廊下のようになっているので、運転席からそのまま荷台に移動して荷物を下ろすことができます。

ダブルキャブと呼ばれるトラックもあります。人が乗るスペースを増やしているトラックです。
一般的には運転席と助手席しかないところ、その後にもう1シート座席があるので、工事現場などに資材と人員を効率よく運ぶことができます。

大型トラック、トレーラー

大型トラック、トレーラーは、中型トラックでは運ぶことができない非常に大きな荷物や、重量品、大量の荷物を一度にまとめて運ぶということを目的とした車です。

セミトレーラーって?

セミトレーラーは一般的なトレーラーのことで、牽引部分と合わせて全長は16メートル以下のものをいいます。
フルトレーラーは普通のトラックとしても使用することができ、普通のトラックの連結部分でトレーラーを牽引しているような状態です。
普通のトラックとして荷物運ぶことができるのと同時に牽引もするので、非常に多くの荷物運ぶことができます。